Try DIGITAL FABRICATION

3DプリンタなどDIGITAL FABRICATIONに関する私的な活動覚え書き

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現在のラインナップ

〇PRN3D(初代3Dプリンタ 電源強化でヒートベッドは120℃くらいまでOK 現役ですが、あちこちがたが来たので現在オーバーホール中)

〇PTN3Dのデータを基にしたモデル(部品寄せ集めの完全自作 暫く動かしていません。要調整)

〇PRN3D-A4のデータを基にしたモデル(部品寄せ集めの完全自作 A4サイズヒートベッドで大型サイズのプリント用)

〇TRONXY X8 (ヒートベッド2枚重ね+電源強化 現役ABSプリント用)

〇Ender3 ×2台 これは他所へ嫁入りしました。

〇TORNXY X5 SA Pro (2022年度の新顔 PLA大型プリント用 現在初期調整中)


 

PRN3D改造 ABSでプリント(1)

ABSでプリントするためにAmazonでフィラメントを注文。
PRN3Dの主な仕様は

造形サイズ(mm) w170 x d170 x h160
フィラメント 1.75mm PLA , ABS
最小積層ピッチ 0.05mm (50μm)
ノズル径 0.4mm
ヒーテッドベッド 標準装備
インターフェース RepRap gen6準拠
電源
(ACアダプター付属)
DC12V / 120W
本体大きさ(cm)  w42 x d25 x h32

となっているが,Webであちこちリサーチすると,ノーマルの状態ではHEATED BEDの温度が上がらないらしい…

Webのプリントベッド改造記事を見ているとここのページの電源アダプタに見覚えが(昔使っていたSONYのVAIOのアダプタだ!)パワーMOS-FETを使ったヒーター駆動回路も頂いてテストを行う。

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アダプタと駆動回路(FETは2SK447の手持ちが無かったのでSTP65NF06で代替え)
追加するFANの電源もここから取る予定でとりあえずFAN用のコネクタを2つ付けておく。

pronterfaceでベッドの温度を110℃に設定して,電源ON。ノーマル見る見る温度が上がり,110℃に達しました。アダプタもけっこう発熱。このアダプタでの運用は難しそうなので,別のアダプタを探すことにする。

この駆動回路はプリンタ上部に取り付けることとして,取付ボードをプリントして取付。

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今日のところはここまで。

NESPRESSOコーヒーメーカーのカップ置き(1)

NESPRESSOコーヒーメーカーを愛用しているが,この春買い換えたコーヒーメーカーのカップ置きの高さが中途半端。

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いつも朝食に使っているマグカップが載せられない。

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この春壊れた前機の部品を流用してるが…

すのこ状の蓋の部分は元のカップ置きのものを使う事として,とりあえず試作。

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オリジナルのカップ置き
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試作1完成   しかし,蓋をはめてみると入らない。正確に測定したはずですが…

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サイズを少し大きくして 試作2完成  今度は蓋もぴったり入ります。
3Dソフトに慣れてないので,この試作は蓋の厚みと,容器の深さが同じの一番単純な造形。

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マグカップは載りますが,ノズルとカップの隙間がもう少小さい方が良いかな?改良の余地あり。

9. 最終調整

何となくテストプリントしてから、実際に使えるレベルに調整する

スライサーの設定をWebで色々調べる。

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ヒーテットベッドのレベル調整ナットがすぐに動いてしまうので、ナイロンナットに交換
ノズルとの隙間調整も、だんだんシビアにできるようになってきた。

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スカスカの状態から、使える部品に(キットの部品よりも精度が高い?)フィラメントの交換もやってみたり・・・

実際に使ってみる部品もプリント
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たぬきちさん(ジンジャーエール&ソフトクリーム)のスタビライザー付きのZクランプに挑戦。ベアリングも既に購入していたのですぐに取り付けて使っていますが・・・ これは左右対称なのでうまく使えたのですが・・・
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続いて「まず分解」PRN3Dワーク冷却ファン シロッコタイプ製作に挑戦。
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何とか完成、Slic3rではうまく造形できない部分があるので、Curaを使ってみたり・・・でも変だ!これを組み立てるとFANの方向が表裏が逆になってしまう。造形物が裏焼き(上下左右が逆になって出力されている。スタビライザー付きのZクランプは左右対称だから分からなかった)

原因が分からない。スライサーの設定?・・・・Webで調べても、こんな例は見当たらない。
一晩悩んだあげく・・・分かった!
コントロール基板の配線が、X軸とY軸が逆だ!それだけのことだった。
「こんな配線くらい」と舐めていたが…情けない

配線を入れ替え無事、最終調整が終了し今後はプリンタの各部をグレードアップしながら精度を高め、色々なものを造るぞ!!