Try DIGITAL FABRICATION

3DプリンタなどDIGITAL FABRICATIONに関する私的な活動覚え書き

2015年

PRN3D改造 ABSでプリント(1)

ABSでプリントするためにAmazonでフィラメントを注文。
PRN3Dの主な仕様は

造形サイズ(mm) w170 x d170 x h160
フィラメント 1.75mm PLA , ABS
最小積層ピッチ 0.05mm (50μm)
ノズル径 0.4mm
ヒーテッドベッド 標準装備
インターフェース RepRap gen6準拠
電源
(ACアダプター付属)
DC12V / 120W
本体大きさ(cm)  w42 x d25 x h32

となっているが,Webであちこちリサーチすると,ノーマルの状態ではHEATED BEDの温度が上がらないらしい…

Webのプリントベッド改造記事を見ているとここのページの電源アダプタに見覚えが(昔使っていたSONYのVAIOのアダプタだ!)パワーMOS-FETを使ったヒーター駆動回路も頂いてテストを行う。

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アダプタと駆動回路(FETは2SK447の手持ちが無かったのでSTP65NF06で代替え)
追加するFANの電源もここから取る予定でとりあえずFAN用のコネクタを2つ付けておく。

pronterfaceでベッドの温度を110℃に設定して,電源ON。ノーマル見る見る温度が上がり,110℃に達しました。アダプタもけっこう発熱。このアダプタでの運用は難しそうなので,別のアダプタを探すことにする。

この駆動回路はプリンタ上部に取り付けることとして,取付ボードをプリントして取付。

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今日のところはここまで。

NESPRESSOコーヒーメーカーのカップ置き(1)

NESPRESSOコーヒーメーカーを愛用しているが,この春買い換えたコーヒーメーカーのカップ置きの高さが中途半端。

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いつも朝食に使っているマグカップが載せられない。

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この春壊れた前機の部品を流用してるが…

すのこ状の蓋の部分は元のカップ置きのものを使う事として,とりあえず試作。

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オリジナルのカップ置き
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試作1完成   しかし,蓋をはめてみると入らない。正確に測定したはずですが…

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サイズを少し大きくして 試作2完成  今度は蓋もぴったり入ります。
3Dソフトに慣れてないので,この試作は蓋の厚みと,容器の深さが同じの一番単純な造形。

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マグカップは載りますが,ノズルとカップの隙間がもう少小さい方が良いかな?改良の余地あり。

9. 最終調整

何となくテストプリントしてから、実際に使えるレベルに調整する

スライサーの設定をWebで色々調べる。

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ヒーテットベッドのレベル調整ナットがすぐに動いてしまうので、ナイロンナットに交換
ノズルとの隙間調整も、だんだんシビアにできるようになってきた。

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スカスカの状態から、使える部品に(キットの部品よりも精度が高い?)フィラメントの交換もやってみたり・・・

実際に使ってみる部品もプリント
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たぬきちさん(ジンジャーエール&ソフトクリーム)のスタビライザー付きのZクランプに挑戦。ベアリングも既に購入していたのですぐに取り付けて使っていますが・・・ これは左右対称なのでうまく使えたのですが・・・
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続いて「まず分解」PRN3Dワーク冷却ファン シロッコタイプ製作に挑戦。
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何とか完成、Slic3rではうまく造形できない部分があるので、Curaを使ってみたり・・・でも変だ!これを組み立てるとFANの方向が表裏が逆になってしまう。造形物が裏焼き(上下左右が逆になって出力されている。スタビライザー付きのZクランプは左右対称だから分からなかった)

原因が分からない。スライサーの設定?・・・・Webで調べても、こんな例は見当たらない。
一晩悩んだあげく・・・分かった!
コントロール基板の配線が、X軸とY軸が逆だ!それだけのことだった。
「こんな配線くらい」と舐めていたが…情けない

配線を入れ替え無事、最終調整が終了し今後はプリンタの各部をグレードアップしながら精度を高め、色々なものを造るぞ!!

8. 動作テスト

配線も終わり、いよいよ動作テストに入ります。

DSCN1630モーターリファレンス電圧のチェック、だいたいマニュアルどおりなのでOK

リミットスイッチの確認


pronterfaceで各軸の動きを確認

ここで電気配線の間違いに気付くはずなのに、何となくこれで良いと思ってしまう。

とりあえずテストプリント

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最初のプリントだと言うのに、無謀にもctrlV氏が公開している3Dモデルデータ「Test your 3D printer!」をプリント。スライサーの操作も適当だったが、ほとんど未調整でのプリント、細部はともかく何となく形になっている

なんとなく満足してしまうが・・・何かおかしい??まだこの時も気付かない!

7. 電気関係配線

メカニカルな部分に続き、電気関係の配線等を実施

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まずはX,Y,Zの各リミットスイッチの取り付け。大体の所に仮止めし後で調整

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ヒーテットベッドに配線を半田付け
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ヒーテットベッドを本体に取り付けようと思うが位置は?メカニカル部分の組み立ての際のネジ止めは、殆ど仮止めのため水平・垂直・直角なども未確認。これ では先に進めないので、ここで水平・垂直・直角をスコヤなどを使って確認、ヒーテットベッドサイズに合わせの位置決めも行う

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エクストルーダー・ホットエンド部分の配線を接続

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モータ、リミットスイッチ、エクストルーダー・ホットエンド、ヒーテットベッドの各配線をコントロール基板に接続。
コントロール基板は、とりあえずフレームに縦置きで固定
USBコネクタ部分が基板から剥離しやすいとの情報から、USBケーブルをコントロール基板のベースにタイラップで固定

機械工作に比べ電気配線は得意中の得意なので余裕で終了・・・・
これが過信・落とし穴で,この後大変なトラブルに・・・・最悪な事になった

5. エクストルーダ・ホットエンドの組み立て

必要部費の確認
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Webマニュアルに沿って組み立て
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サーミスターに配線(白)を半田付け
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電線の被服はワイヤーストリッパーで    機械工作の経験は少ないけど,電子工作歴は50年自信を持って半田付け?

ヒーターの抵抗値が3オーム程度とあるが4.9Ω  サーミスタは74Ω(気温27.8℃)
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クイックリリース・レバーのラフト部分をカット カナノコを使って
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クイックリリース・レバーの組み立て 意外に時間がかかる
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DSCN1591 フィラメントがバレルの中まで通ることを確認

4. Y軸の組み立て

使用部品を確認
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部品数も少なく組み立ては簡単ですが…左右のend間の距離はどうやって決めるのか?
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とりあえず,ヒーテッドベッドのサイズに調整
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ベルトはまだ付けてませんがとりあえずY軸はシンプルに完成

3. X軸の組み立て

ベアリングの防錆油をブレーキクリーナーで洗い流す。
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使用部品の確認    x-endL,Rは左右を確認し印を付けておく
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防錆油を取ったベアリングにグリスアップ
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M4x25ボルトを軸にプーリーを構成      x-endRに取付
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x-end-rod-clipでロッドを固定する場所は4ヶ所なのに,x-end-rod-clipは3つ???
Webマニュアルに「1個はZ軸リミットアジャスターの部品と置き換え」とある。
Z軸リミットアジャスターの部品にするのは「モーター側(左)の手前」。

Z軸リミットアジャスターの部品           左右の配置(ボルトはM3x16)DSCN1514 DSCN1518

どこにどのボルトを使うか分かりにくい      モーターの取付方向はとりあえずこのように
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シャフトの貫通する穴は7mmのドリルで整形  この時は気付かなかったがキャリリッジが上下逆
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                             ※この写真は間違いの写真

ところで左右end間の距離は?どうして決めるのか???Z軸に取り付けてみる
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こんなものんでしょうか?後で調整??ここでキャリリッジが上下逆に気付き修正,この写真は正しい向き(修正済み)